シネマプラス

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(日本経済新聞 2005年12月26日)

東宝などが資本参加する「シネマプラス」は、東映グループと野村総合研究所やネット関連企業などが9月に設立。ホテルや高齢者施設、病院向けのVOD サービスを展開する。シネマプラスが実施した第三者割当増資に応じたもので出資額などは明らかにしていないが、映画会社合計の出資比率は5割強になるという。

ネット経由で事業所にコンテンツ(情報の内容)を配信。利用する側は、各部屋のテレビに受信機を取り付けることで、通常のテレビ番組を楽しむように VODサービスを受けることができる。現在は都内のホテルなどで検証を踏まえたサービスを開始し、東映グループの保有する映像作品100~200タイトルを配信している。

 子供やシニア層など視聴者の嗜好(しこう)に合わせた複数の番組メニューを用意する予定で、今後各社は提供する映像作品や本数などの検討に入る。基本料金はホテルなどは1日1,000円、長期滞在の場合は1ヶ月で3,000円程度になる見通し。事業を本格化する2006年2月には400強の作品供給を始める。

これまでの有料ビデオに代わる設備として国内のホテルや高齢者施設などではVODの導入が加速している。映画各社が連携を強めることで作品数やサービス面での拡充を進め、業務施設向けの映像配信事業で競争力を強める。